アメリカ株投資が少しずつ流行ってきています。レバナスとかの単語も有名になりましたよね。
ですが、アメリカ株投資をすれば勝てるというほど相場は甘くないですし、むしろデメリットがあったりします。
今回はアメリカ株投資の弱点を解説していきます。
上がりすぎる分、下落も大きい
ナスダックやダウのチャートを見ればわかりますが、コロナショック後から2021年12月まで綺麗な右肩上がりでした。
しかし上げが強かった分、下落も強いです。
ナスダック100は2022年6月で高値から30%ほど下落しています。
もちろん未来はわかりませんが、アメ株に投資していた人は少なくとも今儲かっていません。
またこれから先もっと下げる可能性もあると思って損切りしたくなると思います。なのに上がっていくという可能性もあります。
とにかくアメリカ株だから簡単というのは幻想です。
アメリカ株は分析しづらい
この記事を読んでいる人は、基本日本人だと思います。
日本人にとっては日本の企業の方が良く分かっています。
トヨタってどんな会社かと聞かれれば、自動車業界でNo.1の会社だとすぐ答えられますし、ホンダやスズキなどが競合他社という情報も言えるでしょう。
他にもトヨタに関する情報も圧倒的に入手しやすいです。
しかしアメリカの大手企業であるNVIDIAについて聞かれても、何も答えられない人が多いのではないでしょうか?
こういったようにアメリカ株をする上では、情報不足が生まれやすいです。
情報不足は基本的に損をすることに繋がります。
下手にアメリカ株に手を出すよりは、身近な企業を選んで投資した方が優位性が高いということです。
投資で儲かっている人でアメリカ株に手を出している人は少ない
cisやBNF、テスタなど、相場で大量に儲けている個人投資家は基本的に日本株で儲けています。
これはやはり「アメリカ株に投資するよりも日本株に投資した方が良いということ」を表していると思います。
アメリカ株に投資するのは近道に見えますが、実は遠回りなのだと思います。
10年後アメリカが伸びるか、日本が伸びるかなんてわからない
アメリカ株に投資するということは、10年後アメリカの方が伸びているという予測をしていることになります。
ですが、そんなことわかりますか?
アメリカの政治が急におかしくなって、アメリカ経済が失速する可能性もありますし、日本で革新的なテクノロジーが生まれる可能性もあります。
こういった予測が不可能な時点でわざわざアメリカ株を選ぶ意味はないでしょう。
日本株を選ぶ意味は、上に挙げたように情報を入手しやすいことにあります。
日本の経済が発展しない
アメリカ株に投資しても日本の経済は発展しません。
一方で優秀な日本企業に投資をおこなうと日本の経済が成長します。
日本の株式会社の株価が上がれば、時価総額が上がります。するとその会社の信用力が上がり優秀な人やモノが集まるようになります。信用力が上がるというのがポイントです。
しかしこういった好循環を引き起こすためには、少なくとも日本の企業に投資するべきです。
なんとなくアメリカ株に投資すると、日本の未来はないでしょう。
まとめ
アメリカ株投資のデメリットについて解説してきました。
アメリカ株に投資する場合はしっかりとメリットを見つけてから始めた方が良いでしょう。
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