投資する上で本で知識を得ることは大切です。
全く何も勉強していない投資家と、本を月10冊読んで勉強する投資家、どちらが勝ちやすいかは一目瞭然ですよね。
しかし闇雲に本を読んでも勝てないというわけです。
そこで今回は本が好きでなおかつ投資歴4年の筆者が、えりすぐった本3選を紹介していきたいと思います。
1冊目 一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学
1冊目は「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」です。
これは生涯収益230億円のcisさんが書いた本です。
230億円を稼ぐためのメンタルや考え方がかなり深くまで学べます。
自分が一番面白いと思ったのはジェイコム株大量誤発注事件のところです。リスク管理を極限まで突き詰めるところが天才だなと感じました。
他にもcisさんの考え方や信念を学ぶことができ、投資スキルが上がったと個人的に思っています。投資家なら絶対読んでおきたい一冊です。
2冊目 金融の世界史ーバブルと戦争と株式市場ー
2冊目は「金融の世界史ーバブルと戦争と株式市場ー」です。
これは通貨というものがどうやって生み出され、株式会社の概念の形成過程から現在に至るまでを簡潔にまとめてある良書です。
内容は選書ということもあり、かなり読みごたえがあります。何度も読んで現在の金融環境と比較しながら読んだり、仮想通貨と照らし合わせて読むと非常に勉強になります。
またバブルの発生に関する話も多くまとまっており、あらゆる金融の事象に歴史的事実から対応できるだけの知識を身に着けることができる一冊です。
3冊目 フラッシュ・クラッシュ Flash Crash たった一人で世界株式市場を暴落させた男
3冊目は「フラッシュ・クラッシュ Flash Crash たった一人で世界株式市場を暴落させた男」です。
内容は投資やトレードをかなりやっていないとわからないレベルです。
また翻訳本ということもあり、人物関係が把握しにくかったり冗長な部分が多かったりと読みにくいです。
しかし本の内容は非常にためになるものであり、 HFT(高速自動売買)にいかに人間が打ち勝ったかという話が全体の流れとしてあります。
HFT(高速自動売買)は最近の主流であり、これに勝つ方法として現代でも生かせる部分があります。
全体は物語的な構成になっており、飛ばし飛ばしで読んでいくのがおすすめです。
投資をやる上でためになることも多いですが、冗長な部分もかなりあるという前提を持って読むと効率が良いでしょう。
まとめ
この3冊を読んだからといってすぐに勝てるようなことはありませんし、少しずつ自分の中に落とし込んでいく作業が必要でしょう。
しかしこれらの本は自分の投資スキルを少しでも上げてくれる良書だと思いますし、実際に自分はこれらの本がなければトレード収支は今よりだいぶ酷いものになっていたと思います。
3冊ともなかなか硬派な本ですが、ぜひ読んでみて欲しいです。
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