最近大きな気づきがあったので共有したいと思います。それはインバーテッドラインの存在です。インバーテッドラインとはインバーテッドトライアングルにおけるサポートラインまたはレジスタンスラインのことです。
とりあえずどんなラインかが分かる画像を用意したので、どうぞ!
インバーテッドラインとは
これは2019年のビットフライヤーFXのチャートです。上にある三本のラインは全てインバーテッドラインです。見ていただくとわかるようにかなり強力に機能しているということがお分かりいただけると思います。
今回はこのラインが強く機能する理由などについて述べていきます。
インバーテッドラインは最後に機能するラインである
ラインにはトレンドライン、水平ライン、インバーテッドラインの三種類があります。その中で最後に機能するラインはインバーテッドラインです。下手な絵になりますが、下の絵を見てもらえれば分かると思います。
右肩上がりのラインがインバーテッドライン、右肩下がりのラインが下降トレンドラインです。この絵におけるチャートは三本のラインの下を推移しています。
すると現在の価格から離れたラインの順番は、インバーテッドライン、水平ライン、加工トレンドラインの順番になります。
つまり現在の価格から最も離れたインバーテッドラインが最も最後に機能するラインになることが多いのです。よってインバーテッドラインは比較的強いラインとなります。
インバーテッドラインは難しい相場で現れるラインだと言われている
確かにインバーテッドトライアングルは難しいという説は一理あります。
直近高値や安値を割ったにもかかわらず、あまり強いトレンドを示すことなく反発してしまうのは少し奇妙です。
しかしインバーテッドラインを引くことによって、なぜそこで価格が止まったのかが理解でき、難しいと言われている相場は大して難しくないことがわかります。
何がどう難しいのかを理解することで難しい相場でも勝てることになります。
相場とは誰かを出し抜くことに過ぎないので、多くの投資家が悩む相場で勝てることはかなり大きなアドバンテージになります。
インバーテッドラインに触れることはそんなに多くない
三角保ち合いは近い将来にかならずブレイクしなければなりませんが、インバーテッドトライアングルの場合ブレイクする確率は低いです。
つまりインバーテッドラインの近くで逆張りをすることは比較的リスクの少ないトレードだと言えます。
しかし、インバーテッドラインは基本的に広がっていくラインであるので、インバーテッドラインに合わせて損切り幅も広がっていってしまいます。この点には注意が必要です。
三角持ち合いの広がっていくバージョン
三角持ち合いとはインバーテッドトライアングルの反対で、値幅がどんどん縮まっていくものです。三角持ち合いもインバーテッドトライアングルも結局同じレンジ相場だと言えます。
よってこの2つはほとんど同じものだと認識して良いでしょう。そして実力がついてきてから、この二つの違いを分析していきましょう。自分は今この違いを分析しています。それに関する記事はまた書こうと思っています。
まとめ
今回はインバーテッドラインについて見てきました。実は最近まで自分は全く意識できていなかったのですが、インバーテッドラインに気づけた瞬間からトレードの質がかなり上がったと思っています。
ラインの引き方などは具体的に書いていませんが、とにかくたくさん引いてみることをお勧めします!トレンドラインが引ける人は簡単に引けると思うので、一度試してみて欲しいです。
今回もお読みいただきありがとうございました!
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